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| ●「沈黙の臓器」肝臓 |
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肝臓はよく「沈黙の臓器」と言われます。肝臓の働きをみると確かにかなりの余力があり、なかなか症状を出さないため献血や健診などで偶然に見つかることが多いようです。このため自分で気づかないうちに病気が進行していき、症状が出て病院へ駆け込んで来た時にはすでに肝硬変や肝臓癌の末期状態になっているといった例もしばしば遭遇します。 |
| ●第一歩は「診断」から |
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肝障害を診る上で重要なことは、肝障害を起こしている原因を「多分」とか「だろう」で片づけないで、出来る限り検査でしっかりと診断することです。原因がはっきりすればその治療法の選択や、合併症に対するチェックが早い段階から出来るようになります。
例えばウイルス性肝炎によく似たものに自己免疫性肝炎があります。この疾患では病気の活動性が高まった状態においてはウイルス性肝炎に準じた治療法を行っても全く効果はなく、免疫抑制剤であるステロイドを用いなくてはなりません。
また、健診で見つかる肝機能異常の中で頻度の多いものに脂肪肝があります。脂肪肝とは肝臓そのものに原因があるため脂肪肝になるのではなく、アルコール・肥満・糖尿病などにより二次的に発症するため、ただ単に慢性肝炎として治療しても一向に改善しません。脂肪肝の治療というのはその原因となるものを治療すると言うことになります。 |
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以上のように肝障害の原因の診断をつけることが肝臓病を診る第一歩と思います。
次に、日常よく診ている疾患について簡単に説明したいと思います。 |
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